「産業・教育資料室 きねがわ」は、地域の産業資料と、木下川小学校の教育・子どもたちの営みを、収集・保存・整理・展示します。
「皮革と油脂」を中心とする木下川の産業資料は、木下川小学校に1976年に開館した「産業資料館」の資料に新たな収集品を加えました。
皮革・油脂の仕事を担ってきた人々の想いと暮らしに触れ、町づくりや地域学習に活かしていきたいものです。
地域の熱い思いで1936年に創設され、2003年に閉校した木下川小学校の教育は、人権教育の灯をかかげ続けてきました。
長年にわたり教師と子供たちが積み上げてきた学習成果を収集、整理、展示、研究することで、この意味を明らかにし、教育のありかたを考える場にしたいと考えます。
この資料館が木下川の住民と他地域の人々との交流の場となり、人権学習の発信の場となることを願ってやみません。
(木下川資料運営委員会)